芥川竜之介を哭す

佐藤 春夫 完結 全1話 5,129字 約10分 2019年3月1日 更新

最後まで理智を友としたやうに見える芥川龍之介を弔ふためには、故人もこれを厭ふたところの感傷の癖をさけて、評論の形を以てこれを爲すことを、僕の友人の良き靈は宥してくれるだらうと思ふ。 「爲す者のみひとりこれを解す」これはニイチエの言葉であるが、僕はまだ一ぺんも自分を殺したものではな…
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初出 — 「中央公論 第九号」1927(昭和2)年9月1日

底本: わが龍之介像(有信堂) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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