或阿呆の一生

芥川 竜之介 完結 全2話 1.3万字 約25分 1998年4月23日 更新

僕はこの原稿を発表する可否は勿論、発表する時や機関も君に一任したいと思つてゐる。 君はこの原稿の中に出て来る大抵の人物を知つてゐるだらう。しかし僕は発表するとしても、インデキスをつけずに貰ひたいと思つてゐる。 僕は今最も不幸な幸福の中に暮らしてゐる。しかし不思議にも後悔してゐない…
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初出 — 「改造」1927(昭和2)年10月

底本: 現代日本文學大系 43 芥川龍之介集(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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