夢

豊島 与志雄 完結 全1話 1,411字 約3分 2006年1月1日 更新

夢 豊島与志雄 幼時、正月のいろいろな事柄のうちで、最も楽しいのは、初夢を待つ気持だった。伝説、慣例、各種の年中行事、そういったものに深くなじんでた祖母が、初夢によってその年の運勢が占われることを、私に教えてくれた。二日の朝、或は三日の朝には、昨晩の夢はどうだったかと、祖母は必ず…
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底本: 豊島与志雄著作集 第六巻(随筆・評論・他)(未来社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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