北海道の「俊寛」

小林 多喜二 完結 全1話 1,178字 約2分 2010年11月11日 更新

十一月の半ば過ぎると、もう北海道には雪が降る。(私は北海道にいる。)乾いた、細かい、ギリギリと寒い雪だ。――チヤツプリンの「黄金狂時代」を見た人は、あのアラスカの大吹雪を思い出すことが出来る、あれとそのまゝが北海道の冬である。北海道へ「出稼」に来た人達は冬になると、「内地」の正月…
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底本: 日本随筆紀行第二巻 札幌|小樽|函館 北の街はリラの香り(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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