樅ノ木は残った 04 第四部

山本 周五郎 完結 全18話 14.5万字 約4時間50分 2018年4月20日 更新

甲斐が「席次争い」の騒ぎを知ったのは、矢崎舎人の裁きがあって、十日ほど経ったのちのことであった。 それまでにも、甲斐には辛いことが続いていた。おと年(寛文五年)の夏、塩沢丹三郎が毒死し、去年の正月には茂庭周防に死なれた。周防が寝ついていた百余日、病床をみまったのは、僅かに三度だっ…
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初出 — 冒頭のほぼ三章「日本経済新聞」1956(昭和31)年3月10日~9月30日

底本: 山本周五郎全集第十巻 樅ノ木は残った(下)(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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