花ごもり

樋口 一葉 完結 全2話 1.3万字 約26分 2016年11月23日 更新

其一 本郷の何處とやら、丸山か片町か、柳さくら垣根つゞきの物しづかなる處に、廣からねども清げに住なしたる宿あり、當主は瀬川與之助とて、こぞの秋山の手の去る法學校を卒業して、今は其處の出版部とやら編輯局とやらに、月給なにほど成るらん、靜かに青雲の曉をまつらしき身の上、五十を過ぎし母…
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初出 — 其一~其四「文學界 第十四號」文學界社雜誌社、1894(明治27)年2月28日

底本: 文學界 第十四號(文學界社雜誌社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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