ノベリズ
書いて、読む
小林 多喜二 完結 全1話 1,510字 約3分 2002年1月14日 更新
夫が豊多摩刑務所に入ってから、七八ヵ月ほどして赤ん坊が生れた。それでお産の間だけお君はメリヤス工場を休まなければならなかった。工場では共産党に入っていた男の女房を一日も早く首にしたかったので、それがこの上もなくいゝ機会だった。――それでお君は首になってしまった。 お君は監獄の中に…
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底本: 日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集7(新日本出版社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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