一房の葡萄

有島 武郎 完結 全3話 6,338字 約13分 1999年2月13日 更新

僕は小さい時に絵を描くことが好きでした。僕の通っていた学校は横浜の山の手という所にありましたが、そこいらは西洋人ばかり住んでいる町で、僕の学校も教師は西洋人ばかりでした。そしてその学校の行きかえりにはいつでもホテルや西洋人の会社などがならんでいる海岸の通りを通るのでした。通りの海…
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初出 — 「赤い鳥」1920(大正9)年8月

底本: 赤い鳥傑作集(新潮文庫、新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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