一休さん

20話 かたい けっしん

523字 約1分 2021年6月25日 公開

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 一休(いっきゅう)さんは さいごんじで ()ねんかん。みっちり しゅぎょう しました。

 さすがの おしょうさまも、もう 一休(いっきゅう)さんに おしえることが なくなってしまいました。

「そうじゅんは いくつに なったな。」

 ある()、おしょうさまが いいました。

「二十一さいに なりました。」

「もう、ひとりだち しても いい ころだな。わしは もうおまえに なにも おしえる ことが なくなったよ。」

「おししょうさまの ごおんは けっして わすれません。」

 ひとりだちして どこかの じゅうしょくに なれ、と すすめられましたが、一休(いっきゅう)さんは、

「いいえ、もっと がくもん します。」

 と、いって、しばらく さいごんじに とどまっていました。

 すると、そのとしの 十二がつに、おしょうさまが ぽっくり なくなりました。みんなが、

「そうじゅんさん、おしょうさまの あとを ついで、さいごんじの じゅうしょくに なって ください。」

 と、たのみました。が、もっと もっと べんきょうしたい 一休(いっきゅう)さんは、

「わたしは まだまだ しゅぎょうが たりません。とても あの がくもんの ふかい おしょうさまの あとを つぐことなどは できません。」

 と、いって、さいごんじを でていきました。

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