ノベリズ
書いて、読む
山本 周五郎 完結 全5話 1.1万字 約22分 2019年8月25日 更新
「今日は、そんなものを着てゆくのか」 「はい」小間使の八重は、熨斗目麻裃を取り出していた。平三郎は、ぬうと立ったまま八重の手許を見まもる、彼にはなぜ礼服を着てゆくかがわからない。 「なにか今日は、式日だったのか」 「いいえ、お式日ではございません」 八重は礼服をきちんと揃える、そ…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「講談雑誌」博文館、1946(昭和21)年1月
底本: 山本周五郎全集第二巻 日本婦道記・柳橋物語(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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