ノベリズ
書いて、読む
山本 周五郎 完結 全6話 1.1万字 約23分 2019年7月21日 更新
さかまき靱負之助は息をはずませていた、顔には血のけがなかった、おそらくは櫛をいれるいとまもなかったのであろう、乱れかかる鬢の白毛は燭台の光をうけて、銀色にきらきらとふるえていた。――ああ靱負はうろたえている。真名女はそう思った。そしてそう思ったときに、自分のやくめがどんなに重大で…
これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る
初出 — 「婦人倶楽部」大日本雄辯會講談社、1943(昭和18)年1月
底本: 山本周五郎全集第二巻 日本婦道記・柳橋物語(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。
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