文語詩稿 五十篇

19話 〔萌黄いろなるその頸を〕

99字 約1分 2002年5月29日 公開

読み方を変える
字の大きさ
行の間隔
1行の長さ
書体
配色
組み方

萌黄いろなるその頸を、   直くのばして吊るされつ、

吹雪きたればさながらに、  家鴨は船のごとくなり。

絣合羽の巡礼に、      五厘報謝の夕まぐれ、

わかめと鱈に雪つみて、   鮫の黒身も凍りけり。

目次に戻る

目次