文語詩稿 五十篇
いたつきてゆめみなやみし、 (冬なりき)誰ともしらず、 そのかみの高麗の軍楽、 うち鼓して過ぎれるありき。 その線の工事了りて、 あるものはみちにさらばひ、 あるものは火をはなつてふ、 かくてまた冬はきたりぬ。
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- 1 〔いたつきてゆめみなやみし〕 111字
- 2 〔水と濃きなだれの風や〕 104字
- 3 〔雪うづまきて日は温き〕 94字
- 4 〔温く妊みて黒雲の〕 107字
- 5 暁 109字
- 6 上流 102字
- 7 〔打身の床をいできたり〕 100字
- 8 〔氷雨虹すれば〕 88字
- 9 砲兵観測隊 108字
- 10 〔盆地に白く霧よどみ〕 98字
- 11 〔たそがれ思量惑くして〕 150字
- 12 悍馬〔一〕 157字
- 13 〔そのときに酒代つくると〕 102字
- 14 〔月の鉛の雲さびに〕 78字
- 15 〔こらはみな手を引き交へて〕 108字
- 16 〔翔けりゆく冬のフエノール〕 50字
- 17 退職技手 82字
- 18 〔月のほのほをかたむけて〕 214字
- 19 〔萌黄いろなるその頸を〕 99字
- 20 〔氷柱かゞやく窓のべに〕 71字
- 21 来賓 115字
- 22 五輪峠 92字
- 23 流氷 211字
- 24 〔夜をま青き藺むしろに〕 104字
- 25 〔あかつき眠るみどりごを〕 108字
- 26 〔きみにならびて野にたてば〕 107字
- 27 初七日 104字
- 28 〔林の中の柴小屋に〕 264字
- 29 〔水霜繁く霧たちて〕 77字
- 30 〔あな雪か 屠者のひとりは〕 115字
- 31 著者 99字
- 32 〔ほのあかり秋のあぎとは〕 109字
- 33 〔毘沙門の堂は古びて〕 98字
- 34 雪の宿 208字
- 35 〔川しろじろとまじはりて〕 216字
- 36 風桜 107字
- 37 萎花 231字
- 38 〔秘事念仏の大師匠〕〔一〕 193字
- 39 麻打 49字
- 40 驟雨 103字
- 41 〔血のいろにゆがめる月は〕 198字
- 42 車中〔一〕 102字
- 43 村道 105字
- 44 〔さき立つ名誉村長は〕 144字
- 45 〔僧の妻面膨れたる〕 106字
- 46 〔玉蜀黍を播きやめ環にならべ〕 235字
- 47 〔うからもて台地の雪に〕 169字
- 48 民間薬 154字
- 49 〔吹雪かゞやくなかにして〕 52字