文語詩稿 五十篇

2話 〔水と濃きなだれの風や〕

104字 約1分 2002年5月29日 公開

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水と濃きなだれの風や、    むら鳥のあやなすすだき、

アスティルベきらめく露と、  ひるがへる温石の門。

海浸す日より棲みゐて、    たゝかひにやぶれし神の、

二かしら猛きすがたを、    青々と行衛しられず。

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