文語詩稿 五十篇

29話 〔水霜繁く霧たちて〕

77字 約1分 2002年5月29日 公開

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水霜繁く霧たちて、  すすきは濡(そほ)ぢ幾そたび、

馬はこむらをふるはしぬ。

(荷繩を投げよはや荷繩)

雉子鳴くなりその雉子、  人なき家の暁を、

歩み漁りて叫ぶらし。

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