ノベリズ
文語詩稿 五十篇
169字 約1分 2002年5月29日 公開
うからもて台地の雪に、 部落(シユク)なせるその杜黝し。
曙人(とほつおや)、馮(の)りくる児らを、 穹窿ぞ光りて覆ふ。
〔残丘(モナドノツク)の雪の上に〕
残丘(モナドノツク)の雪の上に、 二すぢうかぶ雲ありて、
誰かは知らねサラアなる、 女(ひと)のおもひをうつしたる。
信をだになほ装へる、 よりよき生へのこのねがひを、
なにとてきみはさとり得ぬと、 しばしうらみて消えにけり。
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