文語詩稿 五十篇

7話 〔打身の床をいできたり〕

100字 約1分 2002年5月29日 公開

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打身の床をいできたり、   箱の火鉢にうちゐれば、

人なき店のひるすぎを、   雪げの川の音すなり。

粉のたばこをひねりつゝ、  見あぐるそらの雨もよひ、

蠣売町のかなたにて、    人らほのかに祝ふらし。

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