討たせてやらぬ敵討

長谷川 伸 完結 全2話 1.1万字 約22分 2015年10月14日 更新

◇ 寛永十六年四月十六日の早朝。陸奥国会津四十万石加藤式部少輔明成の家士、弓削田宮内は若松城の南の方で、突然起った轟音にすわと、押っ取り刀で小屋の外へ飛び出した。この日宮内は頭痛がひどいので、小屋に引き籠って養生していたのである。 宮内は骨細い生れつきで、襟首のあたりは女かと思う…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「歌舞伎 秋季臨時増刊」歌舞伎出版部、1925(大正14)年9月

底本: 仇討騒動異聞 時代小説の楽しみ⑩(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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