巌頭の感

藤村 操 完結 全1話 154字 約1分 2019年5月22日 更新

悠々たる哉天壌。遼々たる哉古今。五尺の小躯を以て此大をはからむとす。ホレーショの哲学竟に何等のオーソリチーを価するものぞ。万有の真相は唯一言にして悉す。曰く「不可解」。我この恨を懐いて煩悶終に死を決するに至る。既に巌頭に立つに及んで、胸中何等の不安あるなし。始めて知る、大なる悲観…
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底本: 現代日本記録全集 16 青春の記録(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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