蛇くひ

泉 鏡花 完結 全1話 2,671字 約5分 2000年11月9日 更新

西は神通川の堤防を以て劃とし、東は町盡の樹林境を爲し、南は海に到りて盡き、北は立山の麓に終る。此間十里見通しの原野にして、山水の佳景いふべからず。其川幅最も廣く、町に最も近く、野の稍狹き處を郷屋敷田畝と稱へて、雲雀の巣獵、野草摘に妙なり。 此處往時北越名代の健兒、佐々成政の別業の…
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底本: 鏡花全集 巻四(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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