ちいさこべ

山本 周五郎 完結 全13話 3.3万字 約1時間7分 2019年6月22日 更新

茂次は川越へ出仕事にいっていたので、その火事のことを知ったのは翌日の夕方であった。当日の晩にもちょっと耳にした。川越侯(松平直温)が在城なので、江戸邸から急報があったのだろう、かなり大きく焼けているというはなしだった。江戸で育った人間は火事には馴れているし、まだ九月になったばかり…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「講談倶楽部」大日本雄弁会講談社、1957(昭和32)年11月

底本: 山本周五郎全集第二十八巻 ちいさこべ・落葉の隣り(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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