川

新美 南吉 完結 全1話 8,639字 約17分 2000年1月27日 更新

一 四人が川のふちまできたとき、いままでだまってついてくるようなふうだった薬屋の子の音次郎君が、ポケットから大きなかきをひとつとり出して、こういった。 「川の中にいちばん長くはいっていたものに、これやるよ」 それを聞いた三人は、べつだんおどろかなかった。だまりんぼの薬屋の音次郎君…
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底本: 牛をつないだ椿の木(角川文庫、角川書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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