赤ひげ診療譚 02 駈込み訴え

山本 周五郎 完結 全8話 2.2万字 約44分 2018年7月21日 更新

その日は事が多かった。――午前十時ごろに北の病棟で老人が死に、それからまもなく、重傷を負った女人夫が担ぎこまれた。保本登は老人の死にも立会い、女人夫の傷の縫合にも、新出去定の助手を勤めたが、――それが彼の見習医としての初めての仕事になったのだ。 狂女の出来事のあとでも、登の態度は…
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初出 — 「オール讀物」1958(昭和33)年4月号

底本: 山本周五郎全集第十一巻 赤ひげ診療譚・五瓣の椿(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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