ゴンドラの唄

吉井 勇 完結 全1話 240字 約1分 2022年11月19日 更新

唄(若い澄んだ少年の聲。) いのち短し、戀せよ、少女、 朱き唇、褪せぬ間に、 熱き血液の冷えぬ間に、 明日の月日のないものを。 いのち短し、戀せよ、少女、 いざ手を取りて彼の舟に、 いざ燃ゆる頬を君が頬に、 ここには誰も來ぬものを。 いのち短し、戀せよ、少女、 波にたゞよひ波の樣…
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初出 — 「新日本 第五卷第四號」冨山房、1915(大正4)年4月1日

底本: 脚本その前夜(新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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