黒足袋

吉井 勇 完結 全1話 825字 約2分 2011年1月3日 更新

私の家をたづねてくる客の中の和服の人は、どうも黒足袋をはいたものの方が多い。それといふのが和服の客は、多く東京からやつてくる、落語家、講釈師といつた種類の人達だからなのである。京都で和服を着てゐるのは、茶道、能楽、骨董などに関係のある人達が多いので、みんな白足袋ばかりはいてゐるが…
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底本: 日本の名随筆38 装(作品社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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