名詩集「思ひ出」の真価

萩原 朔太郎 完結 全2話 3,158字 約6分 2022年1月25日 更新

◇新しいものは古くなる。しかし善いものは惡くならない。 藝術の鑑賞では、これが最も大切な常識である。わが國の文壇では、いつも「新」と「善」とが同字義であり、「舊」と「惡」とが同じ概念を意味してゐる。即ち「古い」といふ言葉は、いつでも「無價値」を意味して居る。これがたいへんの間ちが…
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初出 — 「アルスグラフ 第二卷第一、二號」1926(大正15)年1、2月号

底本: 萩原朔太郎全集 第八卷(筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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