蓼喰う虫

谷崎 潤一郎 完結 全16話 11.0万字 約3時間40分 2019年7月24日 更新

美佐子は今朝からときどき夫に「どうなさる? やっぱりいらっしゃる?」ときいてみるのだが、夫は例の孰方つかずなあいまいな返辞をするばかりだし、彼女自身もそれならどうと云う心持もきまらないので、ついぐずぐずと昼過ぎになってしまった。一時ごろに彼女は先へ風呂に這入って、どっちになっても…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「大阪毎日新聞 夕刊」1928(昭和3)年12月3日~1929(昭和4)6月17日

底本: 蓼喰う虫(新潮文庫、新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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