ガラス窓の河骨

小川 未明 完結 全1話 3,383字 約7分 2021年12月14日 更新

ある草花屋の店さきに、河骨が、小さな鉢の中にはいって、ガラス戸の内側にかざられていました。街の中で、こうした片いなかの水辺にあるような緑色の草を見るのは、めずらしいといわなければなりません。 しかし、河骨にとっては、こうして置かれることは、迷或このうえもなかったのです。すがすがし…
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初出 — 「赤い鳥」1928(昭和3)年7月

底本: 定本小川未明童話全集 6(講談社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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