私本太平記 02 婆娑羅帖
都は紅葉しかけている。 高尾も、鞍馬も。 その日、二条加茂川べりの水鳥亭は、月例の“文談会”の日であった。 流れにのぞむ広間の水欄には、ちらほら、参会者の顔も見えはじめ、思い思いな水鳥の群れに似た幾組かを、ここかしこに作りあっていた。 「いいなあ、秋の水音は」 「肌ごこち、なんと…
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- 1 乱鳥図(1) 6,147字
- 2 乱鳥図(2) 4,132字
- 3 正中ノ変 6,815字
- 4 楠木たずね 8,165字
- 5 悲歌(1) 7,861字
- 6 悲歌(2) 1,542字
- 7 ぶらり駒(1) 9,193字
- 8 繚乱七種(1) 7,066字
- 9 繚乱七種(2) 4,812字
- 10 妖霊星(1) 9,180字
- 11 妖霊星(2) 1,746字
- 12 上り地蔵(1) 5,798字
- 13 上り地蔵(2) 3,560字
- 14 上り地蔵(3) 7,102字
- 15 草もみじ(1) 1.2万字
- 16 草もみじ(2) 2,762字
- 17 散所市(1) 8,316字
- 18 散所市(2) 5,880字
- 19 鷹の巣(1) 1.1万字