私本太平記 04 帝獄帖

吉川 英治 完結 全20話 11.3万字 約3時間45分 2013年1月8日 更新

ここで日と月は、少し以前へもどるが。 足利家の大蔵邸に預けられていた囚人僧のひとり忠円が、鎌倉表から越後へ流されて行った前後に、その忠円の密使らしい者が、叡山の坂本にある山門の別当へ、 「なにとぞ、これを大塔ノ法親王さまへ、お直々に」 と、一書を投じて去った事実がある。 それが誰…
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底本: 私本太平記(三)(吉川英治歴史時代文庫、講談社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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