私本太平記 07 千早帖
正成は弓杖をつき、すこし跛をひいていた。 もっとも、千早の城兵はいま、五体満足なのはほとんど少ない。将たちもみなどこかには、怪我か手傷を負ッていた。 でなければ病人である。 「……が、了現」 いま、その病棟を見舞って出てきた正成は、うしろの、安間了現をふりむいて、 「意外にみな元…
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- 1 勝負の壇(1) 9,122字
- 2 勝負の壇(2) 9,015字
- 3 不壊金剛(1) 3,430字
- 4 不壊金剛(2) 5,679字
- 5 吐雲斎(1) 4,457字
- 6 吐雲斎(2) 9,158字
- 7 吐雲斎(3) 4,666字
- 8 弱い者たち(1) 9,036字
- 9 弱い者たち(2) 3,619字
- 10 弱い者たち(3) 5,788字
- 11 釘 5,777字
- 12 難題 7,898字
- 13 矢作ノ陣 7,579字
- 14 藤蔭秘事 7,887字
- 15 不破やぶり 9,053字
- 16 こぼれ針(1) 2,324字
- 17 こぼれ針(2) 7,018字
- 18 夜叉と男(1) 3,608字
- 19 夜叉と男(2) 5,644字