夏

田山 花袋 完結 全15話 3,579字 約7分 2022年6月30日 更新

富士見からK君がやつて来て、いろいろな話をした。近年になつて、山にやつて来るものが非常に多くなつたといふこと、何でも百人位は今でもゐるといふこと、さういふ人達はあの停車場前の旅舎や、たのんで置いて貰つたしろうと屋や、その他農家の一間にまで入り込んで行つてゐるといふこと、設備がない…
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初出 — 「文章世界 第十五巻第九号」博文館、1920(大正9)年9月1日

底本: 定本 花袋全集 第二十四巻(臨川書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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