河童

芥川 竜之介 完結 全18話 3.6万字 約1時間13分 2010年5月29日 更新

これは或精神病院の患者、――第二十三号が誰にでもしやべる話である。彼はもう三十を越してゐるであらう。が、一見した所は如何にも若々しい狂人である。彼の半生の経験は、――いや、そんなことはどうでも善い。彼は唯ぢつと両膝をかかへ、時々窓の外へ目をやりながら、(鉄格子をはめた窓の外には枯…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 「改造 第九巻第三号」1927(昭和2)年3月1日

底本: 芥川龍之介全集 第十四巻(岩波書店) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

この作品には別の底本もあります — 河童・或る阿呆の一生(旺文社文庫、旺文社)

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