日光山の奥

田山 花袋 完結 全5話 1.4万字 約28分 2021年12月13日 更新

囘顧すれば曾遊二三年前、白衣の行者に交りて、海面を拔く事八千二百餘尺、清容富嶽に迫り威歩關東を壓したる日光男體山の絶巓に登りし時、東北の方、萬山相集りたる深谷に、清光鏡の如く澄影玻璃の如くなる一湖水を認め指點して傍人に問へば、そは栗山澤の奧、鬼怒の水源なる絹沼といへる湖水なりと聞…
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これは青空文庫の作品です。著作権の切れた作品を、 読みやすさを確かめるために置いています。 図書カードを見る

初出 — 一「太陽 第二卷第一號」博文館、1896(明治29)年1月5日

底本: 〈復刻版〉尾瀬と檜枝岐(木耳社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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