吾輩は猫である

夏目 漱石 完結 全33話 31.7万字 約10時間34分 1999年9月21日 更新

吾輩は猫である。名前はまだ無い。 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を…
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初出 — 「ホトトギス」1905(明治38)年1月、2月、4月、6月、7月、10月、1906(明治39)年1月、3月、4月、8月

底本: 夏目漱石全集1(ちくま文庫、筑摩書房) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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