泡鳴五部作 03 放浪

岩野 泡鳴 完結 全24話 11.4万字 約3時間47分 2016年11月26日 更新

樺太で自分の力に餘る不慣れな事業をして、その着手前に友人どもから危ぶまれた通り、まんまと失敗し、殆ど文なしの身になつて、逃げるが如くこそ/\と北海道まで歸つて來た田村義雄だ。 小樽直行の汽船へマオカから乘り込んだ時、義雄の知つてゐる料理屋の主人やおかみや、藝者も多く、艀で本船まで…
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初出 — 「放浪」東雲堂、1910(明治43)年7月

底本: 泡鳴五部作 下巻(新潮文庫、新潮社) ※青空文庫の公有作品です。入力・校正は青空文庫の方々によるものです。

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